【初心者向け】大学生のうちから資産形成!つみたて NISA の特徴・ メリット・デメリットを徹底紹介!

こんにちは!大学生の保険室 運用担当の田代です。
今回は

投資をしてみたいけど何から手をつければいいかわからない最初は低い掛け金で挑戦してみたい
専門知識とかないけど大丈夫?
学生でもできるか心配

そんな投資初心者の方が抱える悩みをすべて解決する、ピッタリな制度についてご紹介します!

その名も、つみたて NISA
名前だけでも聞いたことある方多いのではないでしょうか。

なぜつみたて NISA が投資初心者におすすめなのか、特徴やメリット・デメリットについて説明していきます!

つみたて NISA ってなに?

つみたて NISA とは
名前の通り、
長期にわたって小額からコツコツと積立・分散投資を行う人を支援する制度です。

どんな支援がされるかというと、
・投資にかかる売却益や配当金に対して最長20年間一切課税がされません!

え、利益はそのまま受け取れるんじゃないの?
そう思った方もいますよね。

実は通常、投資によって得られた利益は 20%ほど税金として差し引かれてしまいます。

実際には税金が利益から先に引かれます。

10 万円の利益が出た場合、通常そのうちの 20%ほど差し引かれるため、手取り 79,685 円となります。

しかし、つみたて NISA で運用することで利益は非課税となるため 10 万円すべてが受け取れます!

つみたて NISA に向いている人

利益が非課税になるつみたて NISA ですが、どんな人が向いているか、紹介していきます!

投資初心者の方

初めて投資をする方は、最初はどの商品をどのくらい投資すればいいかわかりませんよね。
つみたて NISA なら金融庁の基準をクリアした、長期の積立や分散投資に適した商品だけがそろっています。
商品数も多すぎず、運用はプロが行うため専門的な知識がなくても始められます。

少額のお金で運用したい方

投資初心者の方にも共通することですが、はじめのうちは少額で投資して様子を見たい方もいますよね。
つみたて NISA なら、100 円から始められるため少額での投資が可能です。

また、
・1 年間で投資できる上限は 40 万円まで
・毎月積み立てる場合だと約 3 万 3333 円までが上限なため学生の方も気軽に始められます。

つみたて NISA の特徴・メリット

つみたて NISA の概要について紹介しましたが、

次にどのような特徴やメリットがあるのか、紹介していきます!

利用できる人日本に住む 20 歳以上の方
投資可能期間2042 年まで
非課税期間20 年間
年間投資額限度40 万円
投資対象商品長期の積立・分散投資に適した投資信託、ETF
支払い頻度毎日・毎週・毎月のどれか

つみたて NISA の非課税期間は投資した年から最長 20 年間、年間 40 万円まで非課税の対象となります。

そのため、最高 40 万円×20 年間=800 万円までが非課税となります!

また対象商品である投資信託とは、

出典:『そもそも投資信託とは?』

簡単に言うとみんなから集めたお金を資金として、投資のプロが代わりに株式や債券に投資する商品のことをいいます。
プロの運用によって得られた利益はそれぞれの投資額によって分配されます。


ETF とは日本語で「上場投資信託」といい、日経平均株価や TOPIX の値動きに連動する運用成果を目標としている投資信託です。

プロに運用を任せるため、専門的な知識は必要ないですね。
つみたて NISA はこのような投資信託を扱っている事も、投資初心者におススメできる理由の1つです!

つみたて NISA のメリット

前に紹介した特徴をまとめると、つみたて NISA は
・投資信託によって得た利益が非課税
・非課税期間は 20 年間

この 2 点が最大の特徴でした。
年齢も 20 歳から始められるため、大学生から利用できます!
投資初心者におススメなこの制度ですが、次にいくつかのメリットを紹介していきます!

小額から運用できる

向いている人にも紹介しましたが、毎月積み立てる額は 100 円から投資できます。
月額最高約 3 万 3333 円までが投資でき、学生の方でもお小遣い感覚で始められます!

いつでも利益を換金できる

つみたて NISA では、投資で得られた利益を途中で換金することができます。
長期での運用になりますので、普段はプロに運用を任せて必要なときに必要な分だけ引き出せます。

損失額をおさえることができる

つみたて NISA では、ドル・コスト平均法という方法を行っています。
ドル・コスト平均法とは一定額の金融商品を購入し続けることをいい、自動的に株価が低いときに多く買い、高いときには少ししか購入しません。
そのため、平均購入単価がおさえられ株価が上がった時に利益を生みやすくします。

つみたて NISA のデメリット

いいことばかりのつみたて NISA ですが、それだけではなくデメリットも紹介します。

元本は保証されていない

元本とは、商品を購入した際の購入価格をいいます。
金融庁の基準をクリアした、安心して選べる商品ばかりですが元本は保証されていません。
そのため、運用結果によっては元金を下回る元本割れが起きる場合もあります。

非課税枠は翌年に繰り越せない

つみたて NISA では年間の非課税枠は 40 万円までですが、当期の残りの非課税枠が残っていたとしても翌年に残り分を繰り越して、枠を増やすといったことはできません。

コロナ禍で好成績を残したつみたて NISA

新型コロナにより 2020 年 3 月にかけて株式相場は急落し、その影響はつみたて NISA にも及びました。
つみたて NISA の 3 月末のリターンは、海外株式は平均 15%を超えるマイナス、国内株式も 10%ほどのマイナスになりデメリットに紹介した“元本割れ”が生じましたが、7 月には 7%強のプラスと大きく急成長を遂げました。

急成長を遂げた理由の 1 つに、特徴でもあるドル・コスト平均法が関係します。
つみたて NISA では投資信託の基準価格が高いときは少なく購入し、低いときに多く購入します。
今回は相場が下落した時に多く購入したことが功を奏し、6 月にかけて不安定ながらも株式相場が戻ったことによって、多くの利益を生み出すことに成功しました!

世界経済が不安な中、つみたて NISA は独自の特徴によって安定したリターンを生みだします。

将来の資産を残したい、初めてだけど投資を経験したい、
そんな方におすすめです!