アフターピルは保険が適用される?値段・効果・避妊に対す る意識調査

こんにちは。大学生の保険室、運営担当の田代です。

アフターピル、もしくは緊急避妊薬がどういう薬か知っていますか?

おそらく保健の授業で習ったことがありますよね。

最近では新型コロナの影響で「予期せぬ妊娠」に悩む学生が増え、アフターピルを望む方が急増しています。

学校の休校や自粛により交際相手と過ごす機会が増えたことが要因に挙げられているからです。

避妊するための手段だと考える方が多いと思いますが、
実際に使うときにどのくらいの費用がかかるか。
保険は適用されるのか。

皆さん知っていますか?

今回は保険の観点から、アフターピルの費用、効果や注意点について紹介していきます。

アフターピルはどんな時に使うもの?

アフターピルとは、コンドームが破れてしまった、付け忘れてしまった場合など望まない妊娠のリスクを下げるために作られた薬です。

避妊に失敗した時の最終手段がこのアフターピルです。
早く飲めば飲むほど期待される効果が大きく一般的に,
24 時間以内に服用した場合、約 99%
48 時間以内だと 98%
72 時間以内だと 97%の避妊効果があると言われています。
(ジャスミンレディースクリニック調べ)
しかし!高確率で避妊できるのなら使用し続ければいい、なんて絶対に思わないでください。
次に、アフターピルが避妊の最終手段と言われる理由を、副作用、費用の観点から説明します。

嘔吐、頭痛、悪心などの副作用

アフターピルは避妊効果を99%まで高めるメリットがありますが、それに伴い、女性の体に大きな負荷がかかる薬でもあります。
症状として、吐き気、頭痛、めまい、眠気、イライラ、むくみがあげられます。
また、特に注意してほしいことが吐き気です。
アフターピル服用後 2 時間以内に嘔吐してしまうと、効果が得られない場合があります。
効果を得るには副作用とも戦わなければいけない、女性にしかわからない負担が続きます。

限られたタイムリミットと費用の相場

また、服用後は女性の生理周期にも影響を及ぼします。
生理周期がリセットされるとイメージしてください。

アフターピルは、強い女性ホルモン剤なので生理が 1 週間ほどずれる可能性があり、一般的に周期が安定するまで約 3 カ月かかるともいわれています。

デメリットは副作用だけでなく、アフターピルは時間が限られる中で高い費用を要します。

避妊効果が高い薬ですが、タイムリミットは 72 時間と言われており、72 時間を超えてしまうと期待できる効果は得られません。

また、料金は安くて 4,000 円~15,000 円が目安です。

学割を行っている病院もありますが、安いアフターピルは避妊効果が低い分副作用も激しい場合があります。

学生が急に払える額ではないですよね。

アフターピルを使用するという事は、女性にとって精神面、健康面の両方から負担がかかります。

アフターピルは保険適用になる?

アフターピルに保険は適用されません。

なぜなら、病気の治療行為に当たらないからです。そのため先ほど説明した通り、金額はすべて自己負担となります。

しかし、性犯罪に巻き込まれてしまった場合は以下の相談窓口に連絡することで警察が費用を負担してくれます。

警視庁 犯罪被害者支援室
電話:03-3581-4321(警視庁代表)