あなたは自転車事故で 1000 万円の賠償金を支払えますか?自転車が凶器に変わる瞬間

大学生の保険室サイト運営担当の藤井です。
自転車で通学しているあなた。
最近 Uber eats でアルバイトを始めたあなた。
この記事はこう言った頻繁に自転車を利用している大学生に向けて書きました。
自転車は便利です。歩いたら 30 分かかる大学へ 10 分程度で着いてしまう。
僕も駅から大学までは自転車を使って通学しています。
しかし、一歩間違うとあなたや他者の人生を壊してしまう凶器に変貌してしまいます。

この記事の 1 つ目のポイントを読めばそのことがよくわかるでしょう。
そして、この記事の 2 つ目のポイントを読めば、頻繁に使う物の秘めるリスクに対してしっかりと対策することの大切さもわかるでしょう。
それでは本題に入りましょう。

この記事のポイント

頻繁に自転車に乗る大学生は絶対に抑えておくべきことです。

・交通事故の4割は自転車事故!?―自転車は時として凶器になる
・学生共済は自転車事故への保障が厚い!
・まとめ

交通事故の 4 割は自転車事故!?―自転車は時として凶器になる

まずは意外な事実を紹介します。
大学生協共済連が「大学生協の保障制度」についてまとめた報告書によると、2017 年の保険支払い事例 677 件のうち、自転車運転中の事故は 272 件で全体の約 40%を占めていることがわかりました。

出典:大学生協共済連

これ結構意外ですよね。
僕は運転に慣れていない学生が起こす自動車事故が最も多いと思いました。
しかし実際にデータを見てみると、圧倒的に自転車事故が多いのです!

これだけではありません。次のデータを見てください。

出典:大学生協共済連

2017 年 4 月から 2018 年 3 月の間の学生による賠償事故のうち、自転車事故は件数・金額共に全体の 6 割以上を占めていることがわかります。
賠償事故についても自転車事故の割合が圧倒的です。
さらに賠償額が 10000000 円を超えるケースの 2/3 は自転車事故によるものです!
これらのデータを見てみると、いかに自転車で事故を起こしている大学生が多いのか?という
ことがわかります。
実際に学生共済のサイトをみてもらうと分かりますが、自転車事故に対する注意呼びかけが最も強いです。

さらに学生共済の自転車事故防止啓発マンガを見てみると、自転車事故の恐ろしさがさらにわかると思います。

せっかく充実した大学生ライフを送っていたのに、たった 1 度の不注意が一気にあなたを不幸のどん底に落としてしまうのが自転車の怖さです。

でも安心してください!
学生共済は、自転車事故に対する保障が手厚いのです!
では次に学生共済の自転車事故に関する保障について見ていきましょう。

学生共済は自転車事故への保障が厚い!

学生共済が提供する保険の中に「学生賠償責任保険」というものがあります!
学生賠償責任保険は、日常生活、正課の講義、インターンシップ中とうにおける賠償事故を保障する保険です!
インターンシップに対する保険の詳細はこちらの記事をご覧ください。
今回は自転車事故に関してどのような保障をしてくれるのかについて説明します。

ポイント① 最高3億円の保障

自転車乗車中に他人を怪我をさせたり、他人の財物を壊した場合などに、1 事故最高 3億円まで保障してくれます

※ただし以下の場合は保険が適応されません。
・自動車、バイク(原付を含む)による第三者への賠償責任
・スポーツにおける参加者間の賠償責任(法律上の賠償責任が発生しない場合)
・大学の管理責任下での賠償責任(法律上個人に責任がない場合)

ポイント② お見舞金の保障

他人に対するお見舞いは 1 人につき 50 万円まで保障!

※ただし 1 事故に対して最大 100 万円まで

ポイント③ 本人が亡くなった場合の保障

ケガにより加入者本人が亡くなられた場合は 10 万円が補償されます。

ポイント④ 示談交渉サービス

示談交渉サービスとは、学生賠償責任保険の被保険者(加入学生)が加害者になってしまったとき、被害者の同意を得て保険会社が被害者と折衝し解決するサービスです。
保険金支払を受けた方の半数以上が利用していますが、特に自転車事故では、その 9 割以上の方が利用しています。
示談交渉サービスは、交渉をスムーズに行うことで、被害者救済が遅延することがないように、また、学生の負担を軽減し、事故を起こしてしまっても勉学研究への影響を極力少なくしたいという想いから、付帯しているサービスです。

出典:大学生協共済連

これだけの手厚いサービスなのだから、当然保険料も高いと思ったあなたに朗報!
実は学生賠償責任保険の 1 年間の保険料はたったの 1800 円です!
これすごいですよね。たった 1800 円で“安心”が買えると思うと相当安いです。
頻繁に自転車を使っている学生の方はぜひ検討して見てくださいね!

まとめ

最近の自転車事故は賠償金額が高額化しています。
例えば、兵庫県で男子小学生(11 歳)が夜間、帰宅途中に自転車で走行中、歩道と車道の区別のない道路において、歩行中の女性(62 歳)と正面衝突した事故で、女性は頭蓋骨骨折等の傷害を負い、意識が戻らない状態となりました。
この事故で神戸地方裁判所は 9521 万円の支払命令を下しました。
もちろん意識が戻らない状態となってしまった女性は気の毒です。
しかしながら、9521 万円の賠償命令を下された小学生及びその家族も大きな痛手を負ったことでしょう。

保険に入っていればこんなことにはならなかった。”おそらくそう思ったことでしょう。
しかし事故は起こってからではもう取り返しがつかないのです

この記事をみたあなたは、ぜひ早めの対策を取ることをオススメします。
最後まで読んでいただきありがとうございました!