実習先でコロナ感染拡⼤!もし自分が発端なら?感染症事故損害防⽌費⽤保障の適応範囲

⼤学⽣の保健室サイト運営担当の藤井です。

医療系学⽣の皆さんはコロナの影響で実習が中⽌になってしまった⽅も多いでしょう。

「学⽣のうちに実習経験積まないのは不安・・・」
「いつから再開されるのかな・・・」
「でも⾃分が実習先で感染させてしまったら・・・」

様々な不安と焦りが沸き起こってしまいますよね・・・。

ただ⼀部の病院等では、基準を設けながら実習受け⼊れを再開しているようです。

オンラインでカバーが難しい故に、今後実習をしていく⼤学も多いのではないでしょうか?

ですが、やっと参加することのできた実習先で、⾃分が知らずにコロナウイルスを感染させていたら⼤変なことです!
場合によっては賠償責任が発⽣するかもしれません。

今回はそんな場合に備えて学⽣共済が、「感染症事故損害防⽌費⽤保障」の適応範囲を改訂してくれたので、その詳細について解説します。

この記事のポイント

・感染症事故損害防⽌費⽤保障とは?
・学⽣賠償責任保険
・まとめ

いざという時のために、⾃分を守ってくれる⼿段を知ることは⼤切です。
それでは順番に⾒ていきますね。

感染症事故損害防⽌費⽤保障とは?

感染事故損害防⽌費⽤保障とは、学⽣賠償責任保険に含まれる項⽬の⼀種で、医療関連実習先で第三者への感染を予防または理療するために負担した費⽤を対象とした保障のことです。

ちょっと頭がこんがらがりますよね。笑
具体的に説明します。

A さんがコロナウイルスに感染していたとします。

A さんにコロナの症状はほとんどなく、無⾃覚のまま⼤学の医療実習へ参加してしまいます。
後⽇その実習先でコロナウイルスに感染した⼈が現れます。
その発端となった⼈物を調査したところ、A さんが発端であることが判明します。
A さんには実習施設の消毒費⽤や他の参加者の検査費⽤を⽀払うよう命じられました。
その費⽤を保障してくれるのが、「感染事故損害防⽌費⽤保障」というわけです。

今回改訂される前までは、医療実習先で感染してしまったウイルスを、他の参加者に感染させてしまった場合のみ保障という内容でした。


つまり上記の例のような、「⾃分がいつどこで感染したウイルスなのかわからない」といった場合は、適応対象外だったということです。

正直それだとあまり⼊る価値ないですよね。

ということで、今回の改訂で「⽇常⽣活中に感染したウイルス」を感染させてしまった場合も適応保証内になったというわけです。

ただし、最初から⾃分がウイルスに感染していることを知っていた上で感染拡⼤を促してしまった場合には、保障適応外となるので注意してください!


「そういえばこれは、学⽣賠償責任保険がカバーする保障内容の 1 つなんだよね?他にはどんな項⽬があるの?」
「この保険に加⼊するには年間いくらかかるの?」

次の章ではこういった項⽬について解説します。

学⽣賠償責任保険の保障事例

この学⽣賠償責任保険は、⽇常⽣活だけでなく⼤学での講義・実習・インターン活動などにおいて、他⼈に怪我をさせた場合や他⼈のものを壊した場合といった他⼈に対する損害を賠償します。


例えばこんな場合を保障してくれます。
・インターン活動中に会社のパソコンを壊してしまった
・⾃転⾞同⼠の正⾯衝突により、相⼿の⽅が⾞体から投げ出され、負傷させてしまった。
・⽔もれを起し、下の階の部屋が⽔浸しになり、建物・家電等の損害を与えてしまった。
・スマホを操作しながら歩いていた⼈にぶつかってしまい、その⼈のスマホが落ちて割れてしまった。

こういった⼤学⽣が⽇常的によく起こしそうな事故に対して保障してくれます。

詳しくは以下の記事をご覧ください。
あなたは⾃転⾞事故で 1000 万円の賠償⾦を⽀払えますか?⾃転⾞が凶器に変わる瞬間

就活で不利になる!?―インターンが抱えるリスクについて

さらに学⽣がトラブルの交渉に時間を割かなくていいように、⽰談に関しても、保険会社が被害者と交渉してくれるサービスが付いています!


当然これだけの保障を提供してくれるのだから、保険料も⾼いのかと思いきや、1 年間たったの 1800 円です!

かなりお得ですよね。

参考までに、学⽣賠償責任保険を利⽤された⽅の声

を掲載しておきますので、ぜひご覧ください!

まとめ

今回は医療系⼤学⽣の実習中に起きてしまうかもしれない、感染拡⼤事故を保障する「感染症事故損害防⽌費⽤保障」について解説しました。


今まで実習に参加できずモヤモヤしていたのに、参加したらいきなり賠償責任負わされるなんてことになったら溜まったもんじゃないですよね。


未然に防げるリスクは絶対に対策をしましょう!

そして将来の⽇本の医療をどうか⽀えてください!

最後まで読んでいただきありがとうございました。