
はじめに
こんにちは、大学生の保険室 運用担当の田代です。
一人暮らしの学生の方は、台風や雪・落雷などの影響で生活に支障が生じた経験はありますか?
2020 年の台風 9 号では、京都府鶴舞市の沿岸部で高潮が起き、住宅など47棟で床下浸水の被害が出ました。
また、2019 年の台風 19 号では東京都市大学の図書館地階が水没し、約 9 万冊が水浸しとなってしまった例もあります。
浸水だけでなく、落雷によって家電が壊れてしまった場合は大変ですよね。
台風・落雷が収まった後に新しい家電を再調達しなければいけない、でも学生にそんなお金は払えない。
そんなときに検討したいのが、学生賠償責任保険(一人暮らし特約)です!
加入することで、家財の保障や盗難被害、修理費用、大家さんに対する賠償責任を負った場合など一人暮らしをするうえで様々なリスクに対応できる保険です。
今回は、その中の家財の保障から、自然災害が起こった際にどれくらいまで補償されるか紹介していきます!
家財はいくら保障される?
学生賠償責任保険(一人暮らし特約)の補償内容の1つである、家財の保障は
・破損や汚損保障
・臨時費用
以上 3 点を補償します。
家財保障
火災・水漏れなどによる住宅内の家財の損害を、1 事故最高 200 万円まで保障します。
実際に支払われた例
なってしまった
⇒補償額 611,575 円
・2階の住人がプロパンガス爆発を起こし、自室の家財がこわれた
⇒補償額 188,700 円
・前の家が火災になり、その熱で洗濯機が使えなくなった
⇒補償額 30,000 円
・上階の水道管破裂による水もれで、部屋にあった家電製品が水浸しになった
⇒補償額 124,500 円
実は自然災害による損害だけでなく、火災・水漏れなど隣人による二次災害を被った時も補償します!
次に、自然災害が起こった際の保障について紹介します。
破損・汚損保障
予測できない突発的な事故で住宅内(敷地を含む)の家財が破損・汚損した場合、1 事故最高 50 万円まで保障します。
※免責金額は 1 万円です。
実際に支払われた例
・落雷による過電流により、液晶テレビの電源が入らなくなった
⇒補償額 24,343 円
・台風の際、窓際に置いてあった書籍などが水で汚れてしまった
⇒補償額 60,490 円
⇒補償額 322,000 円
このように、台風や大雨など自然災害の損害を被った時は家財の修理やクリーニング代、買い替え費用が補償されます。
臨時費用
住宅内の家財が全損した際の臨時費用として損害保険金の10%(最高 20 万円まで)保障します。
急に新しく買い替えるお金なんてない…
そんな時に臨時費用が補償されるのは心強いですよね
以上3つの補償内容を説明しましたが、実は落雷がなくても家電製品や電気機器は壊れてしまうこと、知っていますか?
直接の落雷があった場所以外でも、雷の発生した周辺には大きな電圧が発生し大きな電圧は、電線や TV アンテナ線など外部とつながるケーブルを通して家電製品に流
れる恐れがあります。
もし流れてしまった場合、例のように過電流によりテレビの電源が入らなくなる、パソコンが壊れてしまう恐れがあります!
また、台風による突風で窓ガラスが割れ家財や家の中が水浸しになる恐れもあります。
しかし、学生賠償責任保険(1 人暮らし特約)に加入していれば家財の買い替え費用など予想外の出費を出さなくて済みます!
次のモノは補償対象外の家財です!
多くの大学生が所持している、ノート型パソコンや携帯電話、電子マネーは対象外の家財となります。
ノート型パソコン・携帯電話の損害を抑えるためには、
・台風のときは窓際に置かない
・雷が鳴っているときはコンセントを抜く
2 点を行うだけでも、自然災害のリスクはかなり軽減されますよ!
まとめ
今回は、自然災害が起こった際の家財の損害は、学生賠償責任保険(一人暮らし特約)でどれくらいまで補償されるのか紹介しました!
今回紹介したものは、学生賠償責任保険のなかの一部の保障となります。
家財の保障だけで最高 200 万円までの補償内容が備わっているのはとても心強いですよね!
学生賠償責任(一人暮らし特約)では、他にも盗難被害、修理費用、大家さんに対する賠償責任を負った場合に備えた保障があります。
別記事で、自転車が盗難された際の保障について紹介しています!
ぜひご覧ください!
(もしもにそなえて加入しよう!自転車が盗まれた時に役立つ学生賠償責任保険
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!